ハイビジョンサイズ

ハイビジョンサイズ

コンパクトデジカメ、スマホでよくある問題

横に長いのです

ハイビジョンサイズと言っていますが、あまりなじみのないプリントです。縦横比が9:16で、現行テレビ放送であるハイビジョン放送と同じ縦横比なのでこの名がついています。89mm幅のペーパーからプリントすると、89mmx157mmとなり、Lサイズプリントより30mm長いプリントになります。

何故このハイビジョンサイズプリントが出来たかというと、コンパクトデジカメの多くが、ハイビジョンサイズの9:16で撮影できるようになっているからです。それに合わせてサイズバリエーションに加わったのですが、ハイビジョンサイズでプリントされる方は少ないです。

正確に言うと、フィルムが主流だった時代、業界の新プレゼンテーションでAPSという規格があり、実際に製品も販売されていました。しかし、あっという間にデジタルが普及したため、日の目を見ずに終わってしまいました。完全に将来展望の読み違えです。このAPSでハイビジョンサイズの撮影ができました。

今はスマホが主流

ハイビジョンサイズの撮影はスマホでも結構多いです。スマホも撮影サイズを3:4とかスクエアとかハイビジョンに切り替えができますが、スマホからのプリントのお客様は、アプリで加工したものも多く、9:16のハイビジョンになっていることが多いのです。

意識しておられる方は少ない

撮影するとき、自分のカメラがどういう設定になっているのか、意識されている方は少ないのではないでしょうか?

デジカメの場合、設定項目がたくさんあって面倒くさいので、買った時のままで使い続けている方、いらっしゃいませんか?

撮影サイズに関する設定を、ハイビジョンサイズだと知らずに使い続けていると以下のようなことになります。

こうなります

そのままハイビジョンサイズでプリントするとき

実際プリントしてみると、横位置で撮影しても縦位置で撮影しても、空間的な広がりがLサイズプリントでは表現できないものがあり、面白いです。

しかし、先に書いた通り、ハイビジョンサイズでの注文はほとんどない中、ハイビジョンサイズで撮影しても注文はLサイズ、というお客様が多いのです。それで出来上がったプリントを見てみると「なんかちがう」と感じたこと、ありませんでしたか?

Lサイズでプリントするとこうなる

赤枠線内がLサイズのプリント範囲です。何もしないでプリントすると、切れてしまう部分が、2:3で撮ったときや3:4で撮ったときより多くなります。イルカのしっぽや壁の文字がすべて入りません。そこで優先順位を考え、イルカのしっぽが切れるのを避けたいと考えたときはプリント枠を左に寄せます。

すると、壁の文字や飼育員のお姉さんが入りません。右側を残したいと考えるならばこうなります。

文字や人物は残りますが、左側のイルカはほとんど切れてしまいます。

左右両端を切っても特に問題のないときは中央を取ってプリントします。多くの場合、これで困ることはありません。しかし左か右か、どちらかに大切なものが写っているときは、プリントするとき独断で枠を左右に移動してプリントします。こうせざるを得ないのです。

どうしようもないときは

一番困るのは、左右どちらにも切ってはいけないものが写っているときです。そういう時はこうします。

画像を縮小してLサイズプリントの中に全体が入るようプリントします。そうすると、左右方向が切れない代わりに上下方向に白い空白が出てしまいます。写真的にはあまりいい出来とは言えませんが、大切なものが切れるのを防ぐため、やむ得ない措置です。

対策は

撮影した画像をどのような方法で鑑賞するかによって変わってきます。パソコンのディスプレイで鑑賞する、テレビにつないで鑑賞するというのであれば、縦横比が同じなのでハイビジョンサイズでの撮影がいいでしょう。

プリントして鑑賞するというのであれば、

  • カメラのイメージセンサーの撮影サイズを2:3か3:4に変える。そうすると切れる部分が少なく、Lサイズに収まります。カメラの設定で変更できます。
  • ハイビジョンサイズのプリントを選びます。

設定をその都度変更するのが理想です。面倒くさいですけど。

要約

カメラの撮影サイズがどうなっているのか確認しよう

自分の鑑賞スタイルがどうなのかを考えて撮影サイズを設定しよう

ときにはハイビジョンサイズのプリントもいいかも

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