もうちょっとフィルムの話
- 2018.05.19
- フィルム写真
- 写ルンです、フィルム

写ルンですの中身がフィルムであることはわかりました。
中にはこんなものが入っています。
一般消費者には見られないものなので、あっさりした外観です。39,27は撮影可能枚数、400は感度です。400が一般的です。感度は100,400,800,1600のものが売られています。数字が大きくなればなるほど感度がよくなります。つまり、暗いところでも写りやすくなります。
一般的にはこんな外観の物が売られています。
これは、フィルムの入っているケースです。パトローネ(ドイツ語)と言われています。英語ではフィルムカートリッジ等と呼ばれています。他にもまだ数種類のタイプ、大きさのものがありますが、今は一番一般的な35mmネガフィルムのことについて話します。
※35mmというのはフィルムのサイズのことで幅が35mmという風に考えてもらっていいと思います。パトローネは光が入り込まないよう、密閉した作りになっています。
さらにその中身はこんなものが入っています。
これがフィルム
写真が仕上がったと同時にこんなものが一緒についてきます。
これがフィルム本体です。現像はすでに終わっていて、6コマづつカットされた状態の物です。パトローネの中ではロール状に巻かれています。これに画像が映しこまれ、固定されています。要は写真の原版ということです。これがあれば再度プリントしたいときや(焼増しと言います)大きいプリントが欲しいとき(引き伸ばしといいます)に写真屋さんにもっていけばプリントしてもらえる、というものです。
写っているものは個人情報
特に指定のない限り、お客様にお返しするものです。写真と同様、個人を特定する情報が詰まっています。廃棄する場合もシュレッダーにかけて廃棄します。ご家庭で廃棄するときも注意して下さいね。
要約
写真のフィルムとは記録媒体、原版のこと。
※保存状態が良ければ、数十年単位でプリント可能。悪ければ、10数年後には劣化のため正常なプリントは難しくなります。
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